社員ブログ

快適に過ごす!夏のお部屋づくり!!

こんにちは。タクです。

今日は、スタッフが月ごとにテーマを決め、月に3回、日々の暮らしを豊かにしたり、いつもの時間を素敵に過ごす生活の知恵をご紹介していきます。

今月のテーマは「快適に過ごす!夏のお部屋づくり!!」ということで、お送りします。

さて、梅雨も明け、夏本番といった感じですが、夏を涼しく過ごすためには、
まず、お部屋に風を取り込みましょう。

風を取り込むといっても、ただ単に窓を開ければいいというわけではありません。

じゃあどうすればいいの?ということですが、風の通り道を作りましょう。

簡単にいうと、1部屋につき2つ以上の窓を開ければそれで風が通ります。

しかし、いくら風が通ったからと言って、ぬるい風が入ってきても意味がありません。
風を取り込むなら、涼しい風にしたいものです。

それに最適なのが、打ち水です。
今でも、京都の町家や料亭などに行くと、玄関に水を撒いていますよね?
あれが打ち水です。

地面に打ち水をするだけで、まわりの気温が2~3度ほど下がり、
涼しいそよ風が入ってくるそうです。

さて、風が通ったところで、次は、視覚的に涼を感じ取りましょう。

これは、プルキニエ現象というものをうまく利用しましょう。

プルキニエ現象とはなんぞや?ということですが、これは、簡単にいうと、
明るいと、赤色が目立ち、暗くなると青色が目立つというものです。

これをうまく利用して、暗い場所、例えば寝室で、布団の色を青色にしてみたり、
寝室に青色のものをうまく取り入れると、見た目にも涼しくなると思います。

また、夏によく見る浴衣なんかも水色系のものにし、お祭りや花火大会に出かけると
目立っていいのではないでしょうか?

ちなみに、このプルキニエ現象というもの約185年前に発見されたそうですが、
実は、400年ほど前に活躍した茶人、千利休は、この現象に気づいており、
茶室は暗いので、薄い青緑色である浅葱色(あさぎいろ)の足袋を履いて
目立つようにしていたそうです。

今年の夏は本当に暑いです。
皆様も、節電だからといってクーラーを付けずに、また、無理な設定温度にして、
熱中症にならないように、気をつけてくださいね。

それでは、今日はこの辺りで。

2011/07/10
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