秋の香りがする季節になりました。
“キンモクセイの香りがすると松茸が出る”
と昔、子供の頃、大人達が話しているのを聞いたような・・・?
つい先日、弊社安全衛生協力会の例会があり、亀岡市にあります関西盲導犬協会から、
活動や訓練について講演をしていただきました。
実演しながらのお話は真剣そのもの。
目が見えない人の命を預かる重要な仕事をする盲導犬、訓練中とはいえとても
かしこくてかわいい犬でした。
そんなかしこいビックも、盲導犬になれるかどうかは分からず、100頭ほどいる
訓練犬の中から実際盲導犬になり、お世話が出来るようになる犬は年間15頭前後
だと聞きました。
協会の運営は寄付金が大部分をしめているそうで、100円あれば、1頭の1日分の
食費がまかなえるそうです。
私の知人に生後2ヶ月から1年までの盲導犬の卵を預かり家族同様生活
されて育成されている方
(パピーウォーカーというそうです)がおられます。
私と違い大きな志を持っておられるのだなとただただ頭が下がります。
この講演で私は五体満足でいられることの
感謝と世の中に何の恩返しもしないことに
はずかしい思いがしました。
私に出来ることは、本当に小さなことかもしれませんが、一生懸命やらなければと・・・。
とても内容のある協力会になりつつあります。
頑張ります。
平成21年9月吉日
岩本 茂樹